社内講師育成支援

社内勉強会支援

1 社内講師はなぜ必要か

わかりやすく教えるために必要なことは何か。もちろん優れた技術やノウハウをもっていることが大前提になるのですが、ノウハウがあるからといって教え方がうまいわけではありません。

私なりに思うことは「わかりやすく教えること」とは、「知識を体系化する」ということではないかと思います。
かんたんな例でいけば、「手順化」がそうです。スタートからおわりまでを順番通りに話していく。この順番が乱れると極めてわかりにくい説明になります。情報を大項目・中項目・小項目で整理すること。こうすることで、聴き手の知識によって、どこまで説明すべきかも容易に把握できます。

昔から言われていますが「人に教えることが最大の勉強」なのです。20年近く講師をしていて自分自身が本当にそう感じます。

会社にしても社内講師を育成するメリットがあります。
最大のメリットは個人にあったノウハウが組織のものになるということでしょう。
講師を育成する段階で、ノウハウを細分化・体系化し、テキスト化します。場合によっては動画等によりビジュアル化していきます。

この段階で、教育のテキストができており、以降のOJTをはじめとする教育の負担が軽減します。何よりも、標準版のテキストではなく、自社の状況にあったテキストができあがることが大きなメリットです。

大手企業ではノウハウを体系化し、研修を内製化する動きがすでにはじまっています。私どもは日本の企業数の99.8%を占める中小企業にこそ、これらの取り組みを行い、生産性を挙げていくことが必要だと考えています。

2 社内講師育成のステップ

ここでは標準的な進め方を示します。

回数 ステップ 内容
依頼主ヒアリング 依頼があった段階で、ご要望・現在の状況・めざすべきゴールなどについてヒアリングをさせていただきます。
講師予定者ヒアリング 講師予定者の方に、現状の説明度・仕事の理解度・講師のモチベーションなどのヒアリングをさせていただき確認をいたします。
提案書・見積もりの提出 ヒアリングにもとづき、進め方および見積書を提出いたします。
取材 実際の作業の流れなどを取材に伺います。
体系化・ポイントの抽出 ヒアリングと取材にもとづき、仕事の体系化・ポイントの抽出をおこないます。この段階で依頼主様のチェックを仰ぎます。
テキスト化 体系化したポイントをワードまたはパワーポイントにまとめテキスト化していきます。この段階も依頼主様のチェックを仰ぎます。
社内発表用資料作成 時間に合わせ社内発表用の資料を作成いたします。
リハーサル 訪問するかSkype等でリハーサルをおこないます。(オプション)
フォロー 社内勉強会後ノウハウの定着を図るためのOJT研修、動画等の記録化をおこないます。(オプション)

 

3 見込まれる成果

1 「教えること」を通して人材を育成できます。

2 社内のノウハウが社内の資産として残せます。

3 以降の教育の負担を大きく軽減します。

4 実績

業種 社員数 内容
ホテル 120数名 インスペクションマニュアルと対応方法教育講師育成
文具製造販売 10数名 同社商品の販売マニュアルと商品説明講師育成
食品製造業 30数名 衛生マニュアルと作業工程教育講師育成

5 価格のめやすとその他条件

価格に関して:工程数や制作内容によって変動いたしますが、だいたい500,000円~程度をめやすとしてください。ご予算がおありでしたら、その範囲内でご提案いたします。

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